12月31日には「師走の大祓」をおこないます。
大祓につかう人形(ひとがた)です。
大祓は人が知らず知らずの内に、ついてしまった自らの心身の罪、穢れを祓い
清めるためにおこないます。
この行事は記紀神話の伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらい)
を起源として、古くより宮中においても大祓がおこなわれてきました。
年二回おこなわれ、六月の大祓を「夏越(なごし)の大祓」「水無月の大祓」
十二月の大祓を「師走の大祓」「年越しの大祓」と云われます。
大祓は大祓詞を唱え、人形(ひとがた)で体を撫でて自分の罪穢を人形に託し、
心身を清め清々しく新年を迎える行事です。
☆人形は人の形に切った白紙で、名前を書いたりする場合もあります。
☆大祓が終わったら神社に人形は納めて焼納して頂きましょう。
大祓にて罪、穢れを祓うことにより、この一年を振り返りまた新たな年の気持ちの
持ち方を考える機会として頂いたら如何でしょうか。
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