わかぞう宮司のぶろぐ　～浜松市　南区　水晶六所神社～

今日、家用に豆を買ってきたら鬼のお面が入ってました。


去年までは勤めていた神社で節分に豆撒きを行っていたので、そこで豆を頂いて

自宅で豆撒きをおこなっていたのですが、今年の豆は買ってきて用意しました。

とりあえず、お祓いをして神棚に節分までおいておきます。


追儺（ついな）とは宮中の行事でもあり、平安時代の頃からおこなわれている

鬼払いの儀式です。「鬼やらい」などとも云われます。

この追儺が節分の元であるとも云われ、鬼を生命力があり、魔よけの力の

ある大豆を炒った豆によって追い払う。また地域、神社やお寺によって様々な

神事があり、松明をつかう、相撲の力士が四股を踏んで鬼を祓う、柳、梅の枝

を打ち鳴らす、太鼓や鈴を鳴らす等

季節の変わり目には邪気が現れるとされ、節分に古くからおこなわれてきまし

たが、掛け声なども様々で一般的には「鬼は外」「福は内」ですが、「鬼は外」

だけ唱える場合があったり、鬼が苗字になっている家庭や、地域では「鬼は内」

「鬼も内」などの掛け声も多いようです。

当、水晶六所神社でも節分行事を行ないたいのですが、いきなり色々と広げられ

ないので、じっくり準備して将来的には行ないたいと考えています。